公開日: |更新日:
JR西日本グループ株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネットのホテル事業であるヴィアイン。都心部から東海道新幹線・山陽新幹線沿線エリアにホテルチェーンを展開しています。
各新幹線を利用する旅行客や出張者をターゲット層とした、駅から徒歩5分圏内の場所での出店に力を入れています。
ヴィアインで提案するホテル投資は、所有する土地を活用する場合・購入した土地を活用する場合・借地契約した土地を活用する場合の3つがあります。
これら3つ全ては、建物についてオーナーとヴィアインが定期賃貸借契約を締結しホテル経営・運営をヴィアインで行う方法となります。
どの場合でも、建物をオーナー所有とすることがベースとなるため、初期費用としてホテルの建設費用がかかる点が特徴です。
ヴィアインはホテルのコンセプトの一つである立地にこだわりを持ち、事業展開をするホテルチェーンです。
ビジネスや観光の拠点となる各エリアの主要駅から徒歩5分圏内の場所にのみに出店し、現在は27のホテルを展開しています。
そのほか、150室から300室規模のホテル建設が可能であることなど、事業を円滑に経営するためのヴィアイン独自のコンセプトに沿った土地活用の提案をしています。
ヴィアインは、20年間定期賃貸借契約によりホテル事業の経営・運営を一括して行っています。1996年より着実に出店数を増やし、ホテルチェーンとしての各エリアを結んだ利用者にメリットのある運営が特徴です。
ホテル投資は、運営主体である企業の経営能力やアイディアが影響します。ホテル事業が増加傾向にある中、契約内容だけでなくブランド化されたホテル運営が実現できているかも投資先選びのポイントの一つです。
ヴィアインのホテル投資は、経営・運営は全てヴィアインで行っているので、建物オーナーがホテル経営についての経験やノウハウを保持する必要がありません。ホテル事業をプロにお任せできることが特徴でしょう。
ホテル経営は専門性も高く、多くの従業員を抱える事業となります。プロの技術とおもてなしによって円滑な事業経営を任せ、オーナーは建物賃貸借での安定した収益性を得ることができる点が魅力です。
オーナーに土地と建物を建設した後にホテル経営や運営を行います。
オーナーに土地所有者より土地を賃貸、建物を建設し、ホテル運営・経営を行う方法です。
オーナーに建物を建設してから、建物1棟を20年間の定期建物賃貸借契約を行います。
既存ホテルのリブランドによる出店も可能です。
2020年現在、全国に27のホテルがあるヴィアイン。首都圏エリアには7つ、近畿エリアには11つ、そのほか中部エリアや中国・九州エリアに展開しています。
今回は2019年5月首都圏エリアにオープンしたホテルを紹介します。
ヴィアインにてホテル運営を行うヴィアイン日本橋人形町は、日本橋駅・東京駅からも徒歩圏内の好立地に建つビジネスホテルです。
ビジネスでの利用者をはじめ、観光客や訪日外国人旅行客をターゲットとしています。歴史的建造物の集まるエリアでの出店のため、日本の伝統色を感じる和モダンのデザインが魅力です。12階建て全240室の設計は、シングル・ダブル・ツイン・トリプルと幅広い需要にも対応させています。ヴィアインが提示すると出店条件の延床面積3,500~6,500㎡を少し上回る規模の6,700㎡のホテルに仕上がっています。
ビジネスホテルでよく見られる小規模フロントとは異なる、ゆったりとしたデザイン性の高いフロントは来客者の反応も良さそうです。
ヴィアインのオーナーの口コミは、公式サイトに記載ありませんでした。
実際の契約までの流れや賃貸借契約の建物賃料事例などは、直接問い合わせてみると良いでしょう。
会社名 | 株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネット ヴィアイン事業部 |
---|---|
所在地 | 兵庫県尼崎市潮江1丁目2番12号(JR尼崎駅北NKビル5階) |
事業内容 | JR西日本エリアの駅構内における直営店舗の企画・開発・運営、商業ゾーンのディベロッパー事業、宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の企画・開発など |
以上、ヴィアインのホテル事業の特徴や物件事例などについてご紹介しました。立地にこだわってホテル事業を展開するヴィアイン。確立されたコンセプトに強い信念を持つからこそ、ブレずに安定的な収益を実現していけるのでしょう。
昨今は新型コロナウイルスの影響でインバウンド需要が低下。ホテル業界も大きな打撃を受けています。その一方で、新しい生活様式やワクチンの普及拡大により、国内観光需要の伸びが期待できることも確か。アフターコロナを見据え、コンパクトホテルへの投資が注目されつつあります。