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長期滞在型ホテルとは

そもそも長期滞在型ホテルとは

長期滞在型ホテルとはリゾート地に多いホテル形式のひとつで、客室を一定期間の間借りるものです。長期滞在ホテルのターゲットは、一般的に1週間以上宿泊する利用客。料金形態はウイークリータイプ、もしくはマンスリータイプの2通りがあり、客室が広く、キッチンやクローゼットなどの設備が充実しています。

外国人旅行客の平均滞在期間

観光庁が発表している「訪日外国人の消費動向」によると、2022年の訪日外国人旅行客の平均泊数は20.2泊となっています。ビジネス利用、観光利用共に長期滞在が基本となっており、1週間以上宿泊することがほとんどです。

日本国内のホテルの課題

日本国内でも長期滞在型ホテルが開業していますが、その多くが1~2人程度の少人数での宿泊を前提とした客室です。多人数での宿泊ニーズに対応出来るホテルが少なく、今後はファミリー向けをはじめとした多人数向けの長期滞在型ホテルの開業が必要になってきます。

外資・大手ホテルの動き

外資系の中には、日本でもアパートメントホテルを展開しているグループがあります。シンガポールのホテル会社「アスコット」は、東京・京都・大阪・福岡などで「シタディーン」や「アスコット」などのアパートメントホテルを合計21施設運営しています。「ハイアット ホテルズ コーポレーション」も「ハイアット ハウス」のブランド名で、アパートメントホテルを展開。2024年2月には東京都渋谷区にて、「ハイアット ハウス 東京 渋谷」を新規開業する計画があります。

外資系ホテルグループは日本国内でのインバウンド需要、特に長期滞在客を見越して長期滞在型ホテルの新規開業を目指しています。

アパートメントホテルが外国人旅行客のニーズに応える

アパートメントホテルは、通常のホテルとは異なりアパートやマンションのような設備があるのが特徴です。部屋も広々としており、大人数でもゆったりと過ごせます。海外からの旅行客は荷物が多く、狭い部屋だと荷物によって圧迫感を感じてしまう場合も。広い部屋は荷物置き場にも苦労せず、のびのびと滞在できます。さらにビジネスでの出張に長期休暇の家族が同伴する場合に、多人数・長期滞在に適したアパートメントホテルはニーズがあります。

長期滞在する外国人観光客やビジネスパーソンの主な食事は外食です。長期間現地の食事ばかりを食べていると、栄養バランスの偏りや故郷の味を懐かしむといった不安もあります。自炊できる設備があれば、そのような不安要素も改善されるでしょう。

そもそもアパートメントホテルとは

アパートメントホテルとは、通常のホテルとは異なり客室内にキッチンがあり、冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品が設置されているホテルのことです。一般的に1週間以上で契約し、通常のホテルに長期滞在するよりも割安になります。タオル交換やベッドメイクなどの清掃サービスがないため、宿泊者は自身で洗濯や掃除をする必要があります。また自炊して食事を用意できるのも、アパートメントホテルの特徴です。

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