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妙高高原への2000億円の投資

元GIC駐日代表による妙高高原への2000億投資

シンガポール政府系投資ファンドGICの日本支社代表を務めたケン・チャン氏は、妙高高原に約14億ドル(2,080億円)を投資し、米国のアスペンやカナダのウィスラーのような高級スキーリゾートにしようと計画しています。チャン氏が立ち上げた不動産投資ファンドのペイシャンス・キャピタル・グループは、円安も追い風に2年前から妙高高原周辺の土地を次々と買い進めており、2026年までに高級ホテルの建設や従業員のための宿舎も用意する予定です。

ケン・チャン氏はどのような人物か

ケン・チャン氏は、日本在住のシンガポール人医師の家に生まれ、6歳になるまで日本で過ごしました。南カリフォルニア大学を卒業後、日本、シンガポールでITや財務の仕事に携わり、2004年にGICの駐在員として日本に赴任。赴任中は住友商事元副社長の佐々木新一氏など、企業幹部との人脈づくりを積極的に行っていました。

妙高の高級スキーリゾート化は可能なのか?

日本国内のスキー人口は減少傾向

日本生産性本部の統計によると、日本のスキー・スノーボード人口は2000年代に入ってから急激に減少し、2020年には1990年代後半のピーク時から約75%も減少していることが分かっています。そのため、これからのスキーリゾートの活性化のためには、スキー以外に魅力のある物の創造や外国人観光客の受け入れが重要になってきます。

地域住民の理解

長野県庁観光誘客課の幹部は「観光振興の観点から新たなスキー場の開発計画は歓迎したい」と計画に期待する声と共に「地域住民から理解を得ることへの配慮はしっかりしていただきたい」とも望んでいます。スキー客が年々減少している一方、インバウンドの旅行客は需要の伸びが期待されています。県にとって、冬季の雇用を生み出すスキー産業の活性化は重要課題のひとつ。今回の計画は「うれしい」と明かしています。

妙高の高級スキーリゾート化のメリット

斑尾はこれまで薄利多売の安いツアーが中心でした。今後、妙高高原が高級スキーリゾートとして生まれ変われば、海外からの観光客の増加や国内富裕層のスキー客が増えます。妙高高原の知名度のアップや雇用の創出、住民の増加、税収の増加などによる地域経済への貢献、さらには周辺の飲食店などではこれまでの薄利多売から高単価客の獲得が期待されています。

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