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ホテルのリブランディングについて

そもそもリブランディングとは?

リブランディングとは、「ブランド価値をどのように再定義するか」と「その内容に合わせて適切な手段で伝えていくこと」です。社会状況の変化の中で、ホテルが利用者から選ばれ、業界の中で競争し続けていくために行われます。要するに、ブランドイメージを再確認することになります。具体的には、ロゴの変更・Webサイトのリニューアル、商品やサービスのリニューアルなどが挙げられます。

ホテルがリブランディングを実施する目的

三井ガーデンホテルズの事例

三井ガーデンホテルズがリブランディングを進めています。具体的には、ブランドロゴ・タグライン・制服・アメニティ・備品デザインなどを一新させました。また女性客の増加やファミリー・カップルでの利用機会も増え続けていることから、サービスも変更。20〜30代や女性の認知度向上も兼ねて、シャワーとドライヤーを若年層や女性からの支持がある「リファ(ReFa)」に変更しました。

東横インの事例

東横インもホテルイメージをリブライディング中です。ホテルの看板類を新ロゴに変更し、フロントの制服も刷新。さらにはワンランク上の宿泊体験ができる「プレミアムプラスルーム」を一部店舗に導入して、睡眠の質を向上させるマットレスや快適なシャワーヘッドなど5つのプレミアムアイテムを設置しました。

チェックアウト時のドリンクサービス、電動キックボードLUUPを設置して移動手段を充実させるなど、本来の「寝るだけのホテル」といったイメージの刷新を狙っています。

ume,yamazoeの事例

ume,yamazoe(以下・ume,)は、奈良県山添村にある3組宿泊限定のホテルです。サウナ併設であり、サウナ宿として好評を得ていました。しかし、「ume,としてやりたいことが本当に実現できているのだろうか」と考え、本来のコンセプトである「障がい、病気、性別や宗教、年齢にとらわれることなく”いろんな人”が、心穏やかに、優しくなれる場所」にするためリブライディングを行いました。

その取り組みとして、「旅をしづらくなっている障がいや病気のある方やそのご家族をume,に無料招待したい」と考え、月に1度は障がいや病気のある方やそのご家族や大切な方をume,にご招待し、旅の時間をプレゼントする『HAJIMARI』というプロジェクトを行っています。

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