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サウナ付きのホテル経営

ホテル経営でサウナを導入するメリット

人目を気にせずサウナを堪能できる

大浴場にあるような共同サウナとサウナ付き客室や個室サウナとの大きな違いは、自由な過ごし方できるかできないかです。一般的なサウナでは、飲食をしたり、横になるなどの行為は他のお客様にも迷惑が掛かるため禁止されています。一人もしくは親しい人のみで入る個室サウナであれば、自分達だけの自由な過ごし方が可能です。施設によっては、飲食が禁止されているところもありますが、横になるなど一般的なサウナではできないことが楽しめるのも魅力です。スマートフォンやタブレットも使用できるため、仕事や勉強をしたり、動画を見たり音楽を聴いたりと、時間を有効活用することができます。

混雑しない

共同サウナは、当たり前ですが利用客が多ければ混雑します。個人用サウナは空間を自分だけで使用できるので大きなメリットとなります。人気のサウナ施設では、混雑する時間帯になると、長い列ができることも少なくありません。混雑なく好きな時に好きなように使えて、理想的な「ととのい」体験ができる個人用サウナは、サウナーにとって嬉しい環境でしょう。

タトゥーが気にならない

日本国内の大浴場やサウナ施設では、入れ墨やタトゥーをしている方の利用を禁止している場所も多くあります。利用できてもシールで隠すなどの条件付きの場所がほとんどです。しかし、個室サウナなら、他の方と会うことはないので、タトゥーが入っていても問題ありません。外国人観光客は文化的にタトゥーを入れていることが多いので、これまでは大きな課題となっていましたが、個人用サウナなら問題を解決できます。

ホテル経営でサウナを導入する場合の課題

法規制

家庭内に個人サウナを設置する場合と違い、宿泊施設に個室サウナを設置する場合は消防法や保健所の検査など、法規制をクリアすることが大切です。消防法で、スプリンクラーの設置が義務付けられている宿泊施設の場合、サウナ内にも設置が必要になります。宿泊施設の個人用サウナは多数が使用するため、清掃の都度排水が必要になるケースもあるため留意しておきましょう。

機械故障

客室内に設置された個人用サウナは、宿泊客自身が操作するため、誤った使用による機械故障の可能性も。例えば、個人用サウナで完備されている“セルフロウリュ”は、多量の熱を放出させるためサウナストーブに一気に水をかけてしまうと、基盤に漏水し故障の原因になります。
また、サウナの使用中に、ドアを開けっぱなしにしてしまうと湿気や熱で客室の設備が故障するという可能性もあります。分かりやすい使用マニュアルの設置や注意喚起表示など、故障や事故を防ぐための取り組みが大切です。

宿泊客の体調不良

一人用サウナは、万が一サウナ室内で倒れたとしても発見する人が居ません。体調不良になったり、ドアの故障で出られなくなったりした場合、重大な事故につながる可能性があります。そのため、事故防止の取り組みも重要な課題の一つです。サウナ室内に緊急連絡ボタンを設置し、通報があったらスタッフがすぐ駆け付けられるようにするなど、事故防止に万全の対策を行っておく必要があります。

業務用サウナの種類

フィンランドサウナ

サウナ発祥の国フィンランドの伝統的なサウナを再現したものです。電気式のサウナヒーターを室内に設置して、高温の空気を室内に対流させることで発汗を促します。老若男女問わず好まれるので、候補として優先的に検討しておきましょう。

薪サウナ

薪に火をつけて、ゆっくりと時間をかけて室温を上げていく方式です。手間も時間も費用もかかりますが、サウナ内の空気が柔らかく、優しい薪の香りも楽しめるのが人気。

設置されている施設が少ないため話題にはなりますが、手入れが複雑だったり、検査や許可が大変だったりするので、それを考慮した上での準備が必要です。

ロウリュサウナ

タワー状のヒーターに、サウナストーンという専用の石が詰め込まれているサウナです。定期的に熱せられたサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、部屋の空気をかき混ぜることで温度を上昇させます。ロウリュウは、スタッフがタオルや扇で室内の空気をあおぎ、お客様に熱風を浴びせていきます。

壁隠ぺい式サウナ

サウナヒーター本体が、壁の裏に隠してあるサウナです。熱源が隠れているので肌が直接触れる心配がありません。他のサウナ方式に比べて安全性高いのが特徴です。埋め込み式で空間をすっきりさせることができるため、ホテルの客室に設置する際にスペースを有効利用できます。

遠赤外線サウナ

低めの温度に設定された遠赤外線サウナは、空間を温めるのではなく体を芯からじっくりと温めます。免疫機能向上や美容効果、冷え性改善といった効果があり、健康志向の方に人気です。通常のサウナとは違い、水風呂に入るようなこともなく、半身浴のように時間をかけてゆっくりと温まることができます。ガス式と電気式から選べますが、ガス式の方が導入コストを抑えられるでしょう。

スチームサウナ

40〜60℃という比較的低温の蒸気を、室内に充満させたサウナです。体に負担を与えることなく、時間をかけてじんわりと汗をかくことができます。呼吸するのも通常のサウナに比べると楽なため、サウナに入りたいけど体に負担をかけられないという方に喜ばれるでしょう。

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