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※本ページは、「SEKAI PROPERTY|ハワイのホテルコンドミニアムに投資するメリット・リスクを解説(https://ja.sekaiproperty.com/article/3857/explain-the-benefits-and-risks-of-investing-in-a-hotel-condominium-in-hawaii)」を参考に作成しています。
ハワイでホテルコンドミニアム投資を行う場合に押さえておきたいポイントについてまとめています。例えば通常のコンドミニアムとの違いや、ハワイにおけるホテルコンドミニアム投資のメリットなど、気になる情報を紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
ホテルコンドミニアムと通常のコンドミニアムの大きな違いは、「1回あたりの貸出期間」が挙げられます。ホテルコンドミニアムの場合はホテル運用が可能なので、1泊など短期間の貸出が可能です。その反面、通常のコンドミニアムの場合は、オーナーと入居者の間で賃貸借契約を結び、1年以上といった長期間の貸出を行います。
また、ホテルコンドミニアムの場合は、宿泊者がいない場合にはオーナーが別荘として利用できるという面もありますが、通常のコンドミニアムの場合は一度入居者が入った場合には退去のタイミングまでオーナーは利用できません。
上記で説明した通りオーナーが別荘として活用できる点が1つ目のメリットです。そのため、ハワイに別荘を持ちつつ、運用益を得たいと場合の投資先として適しているといえるでしょう。ただ、オーナーが別荘として利用できる期間は、ホテル運営を請け負う会社により定められているケースも多いため、確認しておく必要があります。
また、ハワイは多くの観光客が集まってくることから、物件によっては通常のコンドミニアムよりも高い利回りを狙える点もメリットといえるでしょう。この時のポイントは、特に立地の良い物件を選ぶ点。例えば、ビーチやモールなどにアクセスしやすい場所などがおすすめです。
また、ハワイは観光地として長い歴史を持っていることから、ホテル運用に関するノウハウを持っている運用会社も多くあります。このように、経験が豊富な会社に運用をおまかせできる点も、ハワイでコンドミニアム投資を行うメリットの一つといえるでしょう。
ハワイでホテルコンドミニアム投資を行う場合、まず運用にかかる税金が高いという点が挙げられます。これは、通常の不動産投資で必要となる固定資産税や所得税のほか、「TAT」と呼ばれるホテル宿泊税がかかってくるため。この税金は決して安いものではないことからあらかじめ収支のシミュレーションが必要となりますので、不動産エージェントによく相談してみてください。
また、コンドミニアムのホテル運用が条例で制限されているエリアがあるという点も注意が必要です。例えば日本人がハワイで不動産投資をする際に人気のホノルルの場合、どこでもホテル運用ができるというわけではありませんので、不動産エージェントへの確認が必要になってきます。
ホテルコンドミニアム投資の場合、宿泊料が主な収入源となるため観光客が減っている時期はリスクが高くなります。例えば感染症の流行などで渡航制限が発令されているような場合には、極端に観光客が減ることが予想されます。そのため、大幅に収入が減少する可能性がある点についても頭に入れておかなければいけないでしょう。
さらに、税金の種類と税率について見直しが入ることがあります。時には税率が引き上げられることもありますし、新たに税金が新設される可能性もありますので、現地の税理士から情報を仕入れることは大切です。