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2024年の外資系ホテル開業予定

今、日本国内で外資系ホテルの開業が相次いでいます。アフターコロナでのインバウンド需要の増加や円安の影響による日本旅行ブームが起こっているからです。2024年に開業予定の外資系ホテルの説明と、外資系が日本市場に参入する理由は何なのか。

外資系ホテルの開業予定

2024年に開業予定の外資系ホテルを紹介します。

ホテル名 所在地 客室数 開業日
長崎マリオットホテル 長崎市尾上町 207 24年1月16日
ハイアットハウス東京渋谷 東京都渋谷区 126 24年2月26日
ジャヌ東京 東京都港区 122 24年3月
シックスセンシズ京都 京都市東山区 81 24年4月23日
コートヤード・バイ・マリオット福井 福井市 252 24年春
ダブルツリーbyヒルトン京都駅 京都市南区 266 24年春
バンヤンツリー・東山京都 京都市東山区 52 24年春
ダブルツリーbyヒルトン大阪城 大阪市中央区 373 24年5月23日
大阪ステーションホテル、オートグラフコレクション 大阪市北区 418 24年夏
コートヤード・バイ・マリオット札幌 札幌市中央区 321 24年夏
ノボテル奈良 奈良市大宮町 264 24年9月
キャプションbyHyattなんば大阪 大阪市中央区 167 24年前半
キャノビーbyヒルトン大阪梅田 大阪市北区 308 24年中
ニューワールドラブルームニセコリゾート 北海道ニセコ町 219 24年中
ヒルトン京都 京都市中京区 313 24年中
リージェント京都 京都市左京区 86 24年中
ローズウッド宮古島 沖縄県宮古島市 55 24年中
ホテルインディゴ長崎グラバーストリート 長崎市南山手町 約70 24年~25年冬頃

外資系ホテルが日本へ進出する理由

多くの外資系ホテル企業は、宿泊需要の長期的成長が期待される日本市場を高く評価しています。政府の掲げた観光立国政策が功を奏し、2014年ころから2019年にかけて、訪日客数は3188万人に達しました。この数字は過去最高のものです。その後、新型コロナウイルスの世界的な流行で訪日客数は激減したが、2022年10月に水際対策が緩和されたことで訪日客数はコロナ禍以前の水準まで回復しています。

また、将来的にも宿泊需要の拡大が見込まれており、日本市場は海外から大いに注目を浴びています。さらに、富裕層の訪日客を取り込むためのホテルも少なかったというのも現状です。そのため、その受け皿となるホテル建設も重要になっており、地域行政も積極的に誘致活動を行っています

さらに、外資系ホテルは直接運営するのではなく、国内では運営受託契約(ホテルマネジメント・コントラクト、以下HMC)が主流です。この方式では出店時のコスト負担を軽減でき、出店機会が増えるほどフィー収益が積み上がるため、結果的に出店の増加につながっています。

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