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(このページは、「幻冬社ゴールドオンライン(https://gentosha-go.com/articles/-/34964)」を参考に作成しています)
国内に「グランピング」と呼ばれる施設が増えている現在、ホテルとグランピングが一体になった宿泊施設が建築されています。ちなみに、「グランピング」は「グラマラス」と「キャンピング」という2つの言葉を組み合わせた造語であり、グランピング施設にはキャンプで必要な道具や食材などがはじめから用意されているところが特徴。気軽にキャンプを楽しむことができる点が魅力です。
現在、テンフィールズ株式会社により三重県伊勢市に建設中の「プラフィーノリゾートヴィラ」は、ホテル一体型のグランピング施設。2階建てで全17室が用意されており、グランピング施設がそれぞれの部屋のガーデン部分に設置されています。さらに、それぞれの部屋に露天風呂が用意されている点も特徴です。
ホテルとグランピング施設が一体化することにより、グランピング施設の良いところもホテルの良いところも楽しめるのが大きな魅力。例えば親子で訪れた時にも、子どもたちはグランピング施設を楽しんで、親はホテルでゆっくり過ごすといった使い方も可能。これらを1カ所で賄うことができる宿泊施設であるという点が特徴です。
また、ホテル室内とグランピング施設両方を利用することにより、多くの人数で楽しむことができる、という点も魅力のひとつといえるのではないでしょうか。
新型コロナウイルスの影響により、観光産業が大打撃を受けている現在、気になるのは物件の収益力ではないでしょうか。この記事で取り上げられている「プラフィーノリゾートヴィラ」は、テンフィールズ株式会社によると「利回り10%」「賃料ペイバック40%」という数字が提示されています(稼働率60%として算出)。
こちらの物件の場合には、1室単位の販売となり、立地や室内仕様によって前後するものの、平均で2,300万円程度を想定。そして宿泊費は1泊23,000円程度(2名から受付)で、人数が増加するごとに1名5,000円が追加される仕組みとなっています。周辺施設はより高額な宿泊料となっていることから、プラフィーノリゾートヴィラの良心的な価格設定が多くの人の関心を引き、高い稼働率となることが想定されています。