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2022年・ホテル投資は仕込み時!?小田急電鉄「ハイアット東京」売却検討を投資家はどう見るか

※本記事は、「幻冬舎ゴールドオンライン」(https://gentosha-go.com/articles/-/41267)の内容を参考に作成しています。

2022年2月末に報じられた小田急電鉄のハイアット東京の売却検討のニュースに、多くの投資家が関心を寄せてます。ホテル苦境の時代にあっても、ホテル投資が活況を見せる理由についてまとめました。

相次ぐホテル売却…世界的なブランドホテルも売却検討か

高層ビルが建ち並ぶ新宿のビル街において、赤茶色のレンガ造りの建物が存在感を放っていた「ハイアット東京」。開業当初の1980年代にはエントランスのシャンデリアをはじめとする豪華な内装が話題を呼び、その後は外国人ゲストが多数を占める世界的なブランドホテルへと成長を遂げていました。

けれど、情勢の変化によるホテル稼働率の大きな低迷には勝てなかったのか、小田急電鉄がハイアット東京の売却を検討しているというニュースを日本経済新聞などが報じ、複数の投資ファンドの関心を集めています。売却検討のニュースが報じられたのは2022年の2月末ですが、前年の3月からホテル内のレストランやプールが閉鎖しており、経営に苦しんでいたことが伺えます。

売却検討の報道に対して、小田急電鉄は2022年3月1日に公式HP上で「当社が発表したものではなく、現時点で決定した事実もありません」と発表。日本経済新聞などの報道では売却額は1,000億円規模にも及ぶと言われており、今後の小田急電鉄の動向にますます関心が集まりそうです。

苦境に悩むホテル業界…それでも投資家が注目する理由

ホテル売却検討のニュースが報じられた小田急電鉄だけでなく、西武ホールディングスもホテルやスキー場の売却を決定しており、苦境に立たされ続けているホテル業界。ホテルの今後がどうなるのか先行きがまだ見通せない裏側で、活況を見せているのがホテル投資のマーケットです。投資の観点から「今が仕込み時」だとされる理由について見ていきましょう。

ホテル投資の持つポテンシャルの高さ

ホテル苦境の時代にホテル投資が活況を見せる理由としては、主に「不動産投資のなかでも収益性が比較的高い」「節税効果が期待できる」の2点。収益性が景気動向に左右されるというデメリットの打撃を現在受けてはいるものの、情勢が安定すれば将来的に旅行需要は必ず回復する、という見通しからホテルに投資する人が増えているようです。

なかでもハイアット東京のような世界的なブランドホテルだと、数十万人単位で顧客を囲い込んでいるため、旅行需要が回復さえすれば安定した収益を期待できるというのが多くの投資家から関心を寄せられる理由です。下落をチャンスに変える逆張り手法を狙い、世界中の投資家がホテル投資に注目しています。

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