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本ページでは、中国人投資家が日本を投資先として注目している理由に関するニュースを紹介します。
※本ページは、下記の記事を参考に作成しています。
参照:exciteニュース(https://www.excite.co.jp/news/article/Searchina_1703773/)
現在不動産投資においても新型コロナウイルスの影響は続いているものの、この状況でも中国投資家は積極的な動きを見せているようです。中でも中国人投資家の投資先として興味を引いているのが日本。中国人のみならず、香港や台湾など中華圏の投資家も日本を投資先として強く意識しています。これまで投資先として人気のあった欧米に変わって日本の人気が上昇しており、さらに日本のホテルや民泊に対して、若い投資家を中心として興味を集めているようです。
なぜ中華圏の投資家において日本の不動産が人気になっているのか、という点については、いくつか理由があると分析されています。
まずは「日本の不動産は所有権が永続する」という点が理由のひとつとして挙げられています。中国では基本的に土地を買うことができない上に、建物も恒久的に所有権を持てるわけではありません。それに対して日本の不動産においては所有権を手にすることができる上に、自分の子どもや孫に相続することも可能。こういった面が中国の人にとっては魅力的に感じられる理由のひとつと考えられています。
また、日本の不動産は他国と比較すると価格や所得税も低く感じられる、という点も人気の理由となっています。さらに中国と異なり住宅の面積には共有部分が含まれておらずマンションを購入した時にはベランダがついてくることや、内装が済んだ状態で購入することができ、後から手間がかからないといった面、さらに、日本は外国人が不動産を所有することに対して規制がない、という点も理由として挙げられています。
また、中国の人々が不動産投資に力を入れていることについては、中国政府による「共同富裕政策」も影響しているのではないか、と考えている人もいるようです。これまで貯めてきた財産を残したい、という思いから永久に自分のものになる日本の不動産に注目しているのではないかと考えられています。